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2016年09月26日 プレスリリース

【テックビューロと事業提携】ビットコイン決済や独自の仮想通貨を実装へ

ブロックチェーン技術(※1)「mijin」とビットコイン(※2)取引所「Zaif」を提供する テックビューロ株式会社 とCAMPFIREは事業提携し、CAMPFIREのクラウドファンディングに ビットコイン決済や独自の仮想通貨(トークン)による投げ銭機能などを順次実装 して参ります。

テックビューロとCAMPFIREの提携を表した画像

提携について

日本でもクラウドファンディングの認知度が上がる中、CAMPFIREでは手数料を業界最安の5%まで引き下げ、大規模なキャンペーンだけではなく数多くの小規模なものも支援して参りました。結果、直近5ヶ月間で掲載件数で20倍、流通総額で4倍と業績を急成長させ、国内最大規模のクラウドファンディングサービスとなっています。

テックビューロでは、ビットコイン取引所のユーザー間で投げ銭機能を実装し、サービス開始後48時間でその件数が15,000回に及ぶなど、個人間の少額決済の普及にも努めております。

クラウドファンディングの敷居がますます下がる中、個人がより簡単に、少額からキャンペーンに参加出来る決済インフラの需要が高まります。

テックビューロの仮想通貨決済技術とCAMPFIREのプラットフォームを融合することにより、個人がより気軽に、少額から参加出来るクラウドファンディングの環境を実現いたします。

仮想通貨決済技術の実装

CAMPFIREに、テックビューロの仮想通貨決済Zaif Paymentを実装することにより、ユーザーは登録をすることもなくビットコインなどの仮想通貨で少額の支援を行うことができるようになります。

独自の仮想通貨(トークン)の発行について

テックビューロの仮想通貨(トークン)発行支援サービスZaicaを活用し、CAMPFIREでは独自のトークンを発行することにより、支援者への還元を検討するほか、同技術を使った会員権やチケットを販売するキャンペーンの実施も検討します。

また、テックビューロが運営するビットコイン取引所Zaifにて、CAMPFIREトークンの取引を開設する予定です。

CAMPFIRE代表・家入一真

クラウドファンディングとは資金調達の民主化だと私たちは考えます。

テクノロジーが進化したからこそできるようになったこと。この本質を追求する私たちは、ブロックチェーン技術やビットコインの持つ技術的・思想的な革新性に賛同します。

今回テックビューロとの提携でCAMPFIREの支援・決済の幅を広げ、個人を中心とした小さな経済圏をトークンエコノミーとともに形成していけたらと思います。

テックビューロ代表・朝山貴生

先日弊社のビットコイン取引所Zaifに投げ銭機能を実装したところ、想像を遥かに超えた数のチップがユーザー間で飛び交いました。私は個人間にこそトークンエコノミーの大きな可能性を感じます。

その世界が外へ、更にクラウドファンディングにも広がって行く事を想像してみて下さい。

CAMPFIREとの提携により、既存の金融インフラでは不可能であった、『個人支援の力』の具現化をブロックチェーンで実現したいと考えております。

「テックビューロ株式会社」について

テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」、仮想通貨(トークン)発行支援サービス「Zaica」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。

「用語解説」

※1: ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術です。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理するのが特徴です。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えても落ちないため、金融機関にも注目されています。

※2: ビットコインとは、中央管理者を有せず、P2P接続されたノード(コンピュータ)だけで構成されたネットワーク上で稼働する電子マネー決済システムです。アドレス発行や、送金の承認などのあらゆるところで公開鍵暗号などの暗号技術が使用されており、電子通貨のように使用できるため、「暗号通貨」と呼ばれています。

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