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2020年06月01日 プレスリリース

クラウドファンディング「CAMPFIRE」、2020年5月の流通額は約40億円、累計流通額は240億円、コロナ支援は開始3ヶ月で44.1億円超

株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:家入 一真 / 以下、当社)運営のクラウドファンディング「CAMPFIRE」は、2020年5月の流通額は38.9億円(前月対比180%・前年同月比590%)、支援者数は39万人となり、先月に続き過去最高額を更新いたしました。サービス開始から本日までの累計流通額は240億円超となります。

先月に続き新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、経営に大幅な支障をきたした事業者の資金調達手段としてクラウドファンディング利用が急増いたしました。また、各自治体や商工会議所をはじめとした各セクター・企業との連携が功を奏し、業界・エリア・規模を問わず幅広い事業者の利用普及が進んだことも要因として挙げられます。

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「新型コロナウイルスサポートプログラム」開始3ヶ月で44億円

2020年2月28日に開始、現在(2020年6月1日時点)までにプログラム申請数は4,100件、その内資金調達を開始した事業者は延べ2,170社、支援者数は41.6万人、総支援額は44.1億円となります。平均して1社あたり約200万が支援された形になり、公的資金や融資などと比べても遜色のない金額がスピーディに流通しており、新しい資金調達として認知が広がってきています。

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これまでの業種・分野別の調達実績は「飲食」が910事業者・17.1億円と最も大きく、「音楽」が560事業者・14億円、「宿泊・地域」が280事業者・7億円と続きます。自治体・商工会議所を主体とした地域・エリアを挙げた大規模な取り組みが増え、3億円近く調達に成功する大規模なプロジェクトも登場しました。

「新型コロナウイルスサポートプログラム」 https://camp-fire.jp/channels/covid-19-support

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自治体・商工会議所との連携、全エリアで利用拡大

2018年以降から現在(2020年6月1日時点)までに当社との連携数は自治体数50、商工会議所は20を超え、資金調達に至ったプロジェクトは延べ250件超となります。3月以降は資金調達を開始したプロジェクトは21件、調達額は4.6億円と、新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに活用が進んでいます。また、エリア別プロジェクト掲載件数で見ると関東エリア・関東以外のエリア共に大きく増加しています。各地域・エリア問わずクラウドファンディング利用が広がっています。

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メディア企業との連携

Yahoo!JAPAN「フードアクション特集」、Retty「飲食店応援プロジェクト」との飲食分野に特化し、マーケティングサポートを開始いたしました。2020年5月21日よりhoyu、ar、WWD beautyと共同で美容室(ヘアサロン)特化した支援プログラム「こんどきってね」を開始、メディア企業との連携を通じた支援強化に取り組んでいます。6月以降も複数社の媒体との連携開始を予定しています。

Yahoo!JAPAN - 「フードアクション特集」 https://actions.yahoo.co.jp/special/food/1/
Retty - 「飲食店応援プロジェクト」 https://camp-fire.jp/channels/retty
美容室(ヘアサロン)特化支援プログラム「こんどきってね」 https://camp-fire.jp/channels/kondokittene

今後の展望

緊急事態宣言の解除や給付金制度の開始・拡充などによって以前よりも事業環境は緩和してまいりましたが、引き続き事業者資金調達における課題は強く存在しています。クラウドファンディングが資金調達の手段として、また「社会の公器」として根付くよう、様々な業界・セクターの方と手を取り、あらゆるファイナンスニーズに応え、「1人でも・1円でも多くお金がなめらかに流通する世界」の実現を目指してまいります。

本件に関する報道関係者からのお問合せ先

株式会社CAMPFIRE広報担当
https://campfire.co.jp/contact/