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2020年12月28日プレスリリース

社会問題と向き合う人のクラウドファンディングGoodMorning、『2020年をあらわすベストプラクティス』を発表

株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:家入 一真 )のグループ会社である株式会社GoodMorning(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:酒向 萌実 以下、GoodMorning )は、社会課題の解決に挑戦したクラウドファンディングの取り組み『2020年をあらわすベストプラクティス』を発表します。今年は10代や20代による起案も増加、次世代の挑戦者を応援すべく「Youth部門」を新たに設け、計17のプロジェクトを選定いたしました。

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2020年の「GoodMorning」

2020年、GoodMorningに掲載されたプロジェクトは合計915件(昨年対比154%)。新型コロナウイルスの世界的流行により、経済的ダメージ、格差の拡大、教育や雇用の新たな課題など深刻化する社会の課題の解決が叫ばれ、支援や制度変革を求めるプロジェクトが多く立ち上がりました。総流通額は昨年の2.3倍、プロジェクトを支えた総支援者数は延べ11.4万人(昨年対比238%)を超え、「クラウドファンディングを通じた社会参加」のニーズが高まった年でもあると予測されます。
そんな1年間に掲載したプロジェクトから、支援者数200名以上かつ目標金額を達成し、課題に対して多くの人々の「社会参加」を促したプロジェクトを「2020年をあらわすベストプラクティス」として選定しました。

『2020年をあらわすベストプラクティス』紹介(※順不同)

<10のベストプラクティス>

1.コロナ禍で住まいや仕事を失った人々をサポート

タイトル:【新型コロナ】住まいや収入を失った人を支援したい!
プロジェクトオーナー:認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
支援者数:775人
支援金額:10,959,000円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/250876


タイトル:新型コロナの影響で、仕事や住まいを失った人々を支えたい!
プロジェクトオーナー:住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA
支援者数:522人
支援金額:7,153,480円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/261315


GoodMorningのコメント:
新型コロナの影響で、不安定な雇用環境に置かれた多くの方が住まいや収入を失い、東京を拠点にするNPO法人もやいでは年間4,000件の相談件数が1.5倍に増加。社会的弱者の存在や課題が浮き彫りになりました。6月にはさらに「雇い止め」が急増する中、大阪では約22もの近隣地域で活動するホームレス支援・生活困窮者支援団体が連携をするなど両プロジェクト共に4月には掲載を開始、迅速な対応で多くの方に必要な支援を届けました。

2.街頭募金をオンライン化し、コロナ禍の遺児家庭を支援

タイトル:あしながグローバル100チャレンジ
プロジェクトオーナー: 一般財団法人あしなが育英会
支援者数:1608人(12月21日時点)
支援金額:19,419,828円(12月21日時点)
URL:https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga


GoodMorningのコメント:
コロナ禍で街頭募金の全面中止を受け、あしなが育英会としてクラウドファンディングを活用した初めての取り組みに。あしなが育英会をはじめ、あしなが学生募金に取り組む全国各地の学生や一般の方から計100件ものプロジェクトが立ち上がり、遺児や遺児家庭の現状を伝える画期的なオンライン募金となりました。

3.政治・社会問題を自由に語るため公正な報道機関を本格始動

タイトル:自由で公正な社会のために新しいメディアを作りたい #CLP
プロジェクトオーナー:Choose LIfe Project
支援者数:4,314人
支援金額:31,478,500円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/305782


GoodMorningのコメント:
検察庁法改正案や都知事選など注目の話題を扱うスピード感、様々な立場・意見の方が同時に出演し議論するフラットな目線が注目を集めたネットメディアChoose Life Project。GoodMorningで過去最多となる4,300人以上の方が参加し、多くの方が政治・社会問題を公正に扱う報道を求めていることが明らかになりました。

4.訴訟を通し、条例による基本的人権の侵害や憲法違反を防ぐ

タイトル:香川県ゲーム条が憲法違反の確認と、議員の立法不作為責任を求める国家賠償請求訴訟
プロジェクトオーナー:渉さん
支援者数:1,844人
支援金額:6,121,500円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/271398


GoodMorningのコメント:
オンライン署名サイトで集めた約600通の署名を県議会に提出をした上でクラウドファンディングを実施、1,800名を超える方から支援を集めました。署名とクラウドファンディングを組み合わせた好事例であるだけでなく、誰もが法律や条例に対する違和感に意思表示できることを知らしめるきっかけとなり、これからの市民参加の形を示しました。

5.全国の地方議会から国会へ意見書を送り選択的夫婦別姓の実現を目指す

タイトル:「自分のまま」でも名字を変えても結婚できる選択的夫婦別姓を一緒おに実現しませんか?
プロジェクトオーナー:選択的夫婦別姓・全国陳情アクション
支援者数:1,124人
支援金額:7,316,500円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/217790


GoodMorningのコメント:
先進国で唯一「夫婦同姓」が義務化されている国、日本。選択的夫婦別姓の法制化を求め、議会への働きかけを通し国への意見書を可決する取り組みに約1,100名からの支援が集まりました。クラウドファンディング終了後も意識調査を実施し国民の声を可視化、各地の意見書可決状況を発信するなど、多くの人が正しい情報を取得し声を上げるきっかけを作り続けている活動です。

6.適切な情報が不足している性教育。必要な情報を届けるため著書を届ける

タイトル:性教育YouTuberシオリーヌの性教育本『CHOICE』を全国に届けたい!
プロジェクトオーナー:シオリーヌさん
支援者数:1,596人
支援金額:4,643,900円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/329517


GoodMorningのコメント:
性的同意年齢の引き上げやアフターピルの市販化など一部議論が活発化するも、未だタブー化されている「性の話」。中高生だけでなく親世代にも正しい知識を届けるため、書籍の購入に加え団体・施設等寄贈先を募り、より多くの方に本を届ける企画として1,500名を超える支援者を集めました。同時に公開された性暴力防止のキャンペーン動画も大きな反響を得ました。

7.日本初民間型子どもホスピスによる、地域における小児緩和ケアの認知と支援を得る取り組み

タイトル:重い病気を抱えた子ども達の「#今しかできない」時間を支えたい
プロジェクトオーナー:TSURUMIこどもホスピス
支援者数:508人
支援金額:6,255,200円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/324579


GoodMorningのコメント:
生まれつき重度の障害を抱えている子どもや重い病気を患っている子どもたちが過ごす日本初の民間型の子どもホスピス「TSURUMIこどもホスピス」。コロナの影響でチャリティイベントが中止、運営資金を募るプロジェクト。困難な状況にある子どもたちの「できない」を「できる」に変える、ポジティブな施設として認知を広げました。

8.ユニフォーム売上寄付やチャリティマッチを通し首里城の復興を支援

タイトル:「沖縄の誇り」を胸に。サッカーの力で首里城復興をサポートしたい!#FC琉球
プロジェクトオーナー:FC琉球
支援者数:823人
支援金額:11,973,500円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/226739


GoodMorningのコメント:
現地の方だけでなく多くの方がショックを受ける声が広がった首里城の火災。沖縄を代表するスポーツチームが立ち上がり、チャリティユニホームの購入やチャリティーマッチのチケット販売など支援ハードルを下げたことで支援額が1,000万円を超える結果に。スポーツチームが地域に対してできるアクションとしての好事例となりました。

9.保育・教育施設が等しく公的支援を受けられるよう是正と支援を求める

タイトル:コロナ禍で学校運営する京都・滋賀の朝鮮学校を応援しよう!
プロジェクトオーナー:朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋
支援者数:958人
支援金額:5,523,260円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/306015


タイトル:『子供たちを守りたい!』滋賀県のブラジル人学校存続のための支援プロジェクト
プロジェクトオーナー:NPO法人コレジオ・サンタナ
支援者数:464人
支援金額:4,410,800円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/269415


GoodMorningのコメント:
朝鮮学校やブラジル人学校など、海外にルーツを持つ子どもたちが通う外国人学校は、公的支援が少なく、財政的に厳しい状況に置かれています。京都・滋賀の朝鮮学校を支援する「こっぽんおり」は快適な学習環境のため整備費用を募集、滋賀県のサンタナ学園は保護者からの月謝で運営するためコロナ禍で経営は深刻化し、運営費用を募りました。子どもたちへの平等な教育機会の提供という観点で社会への問題提起を行うとともに、サンタナ学園には朝鮮学校から応援の声が寄せられるなど、外国人学校が直面する問題に対して当事者間の連帯が見られた点も非常に印象的でした。

10.災害支援にも、復興の段階により様々な手法が見られるように

タイトル:#withくまもと 長期化する水害復旧活動。全国の皆さん、力を貸してください!
プロジェクトオーナー:熊本支援チーム
支援者数:2,203人
支援金額:20,261,500円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/309788


タイトル:陸前高田発オーガニックチョコレートで美味しい健康習慣を!
プロジェクトオーナー:ロッツ株式会社
支援者数:259人
支援金額:3,057,888円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/338436


GoodMorningのコメント:
東北大震災からは10年の節目迎えた2020年、陸前高田市では新たな復興活動として地元の雇用創出を兼ねたチョコレート工房・店舗の開業支援を募りました。さらに今年は熊本を中心に九州・中部地方で「令和2年7月豪雨」が発生。熊本では新型コロナの影響で人の移動が制限される中、現地で有償ボランティアを募集。さらに地元農家の商品をリターンにすることで包括的なサポートを提供しました。どちらも復興のフェーズにより様々な支援の形があることを示す好事例となりました。

<ベストプラクティス:Youth部門>

タイトル:ロヒンギャ難民キャンプの子ども達に生きる希望を届けたい!
プロジェクトオーナー:群馬県在住の小学生グループ
支援者数:1,118人
支援金額:3,056,000円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/300050


タイトル:『世界一簡単にできるヴィーガンレシピ本』を1,000人に届けたい!
プロジェクトオーナー:株式会社ブイクック
支援者数:870人
支援金額:3,857,993円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/234599


タイトル:ストローの常識を壊す、次世代ストローブランド『DLINK STRAW』
プロジェクトオーナー:Strawmaestro
支援者数:142人
支援金額:740,011円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/328972


GoodMorningのコメント:
身の回りの疑問に着眼し、ロヒンギャ難民キャンプの子ども支援に立ち上がった小学生や、ライフスタイルの提案を通し、エシカルやサステナビリティについて考えるきっかけ作りをした20代によるプロジェクトが注目を集めました。

<ベストプラクティス:マンスリーサポーター部門>

タイトル:オリィの自由研究部(β)
プロジェクトオーナー:吉藤オリィさん
支援者数:560人 ※2020年12月時点
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/254559


GoodMorningのコメント:
重度障害を持つ方との意思伝達装置や、寝たきりの方でも遠隔操作でロボットを操作し働ける環境を作るなど、画期的なアイデアと手法で注目されるロボット研究者吉藤オリィさん。日々の活動を間近で見て、参加できるとあって、550名以上の方が参加するGoodMorning過去最多記録を更新する月額課金型のコミュニティとなりました。

2021年に向けて

2020年は新型コロナウイルスの影響で、もともと社会的に弱い立場に置かれている人々は窮地に追い込まれ、自粛要請による雇用の課題や生活困窮者の増加など、社会の課題がより深刻化した1年でした。適切な公的支援を求める声も多く、公助が重要視されるなかクラウドファンディングという共助の仕組みに出来ることはなにか、プラットフォームとして悩むこともありました。
一方、報道や教育、法律・法制度のあり方を問うプロジェクトには多くの支援者が集まり、抱いた違和感に対して、声を上げ社会参加をする方法は選挙以外にもいくらでもあることを伝えられた実感もあります。
GoodMorningは、これからも大きな変化を迎える中で生まれた新しい課題や長年の社会のひずみに対して声を上げる人を支え、クラウドファンディングを通じ、社会課題や課題に取り組む思いを広く社会に届け、あたらしい社会参加の方法をサポートしてまいります。

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株式会社CAMPFIRE広報担当
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