いつも「CAMPFIRE」をご利用いただき誠にありがとうございます。
株式会社CAMPFIRE(以下、CAMPFIRE)はサービス開始以来、みなさまに安心してクラウドファンディングをご利用頂くため、プロジェクト掲載前の審査精度の向上や、クラウドファンディングの仕組みについての周知とその理解浸透の促進を図るなどの施策を重ねてまいりました。また、支援者のみなさまへは、不測の事態が発生した場合に、一定の支援金返金を保証する制度を業界初として取り組んでまいりましたが、今後はプロジェクトオーナーに支援金を送金するに先立つトラブル事前検知体制を強化し、未然のトラブル防止に向けた取り組みに軸足を置いた施策に注力してまいります。
【CAMPFIREの安心安全への取り組みについて】
プロジェクト公開前における取り組み
プロジェクトオーナーの本人確認
すべてのプロジェクトオーナーに対して、プロジェクト掲載前に公的な身分証を用いた本人確認を実施しています。なりすましをはじめ、マネーロンダリング、反社会的勢力排除に取り組むとともに、リターン不履行懸念のあるプロジェクトの公開を不可とするなど、トラブルの事前防止に役立てています。
プロジェクト公開前審査
すべてのプロジェクトは、公開前の事前審査を実施しています。企画内容や設定されたリターンについて、法令や規約の遵守されていること、及びリターン履行についての実現可能性について、これまでの知見を踏まえて策定した当社独自の基準を用いて審査を実施しています。
情報の開示
プロジェクトの公開にあたり、特定商取引法で求められる情報、および支援金がどのように使われるのかの明示を必須とすることにより、支援者が支援を行うかどうかの判断に必要な情報に接する機会を担保しています。
プロジェクト公開後における取り組み
支援金送金前の対応
過去のトラブルケースの分析結果をもとに、一定の条件に該当するプロジェクトにおいては、支援金送金に先立ち、改めてリターン履行に懸念がないかの調査を実施し、状況に応じて支援金をCAMPFIREに据え置く体制を開始します。
公開中プロジェクトのモニタリング
公開中のプロジェクトについて、通報や独自調査によりトラブルリスク懸念の案件を抽出し、リターン履行における懸念の有無を確認しています。リターンの履行懸念が大きい場合には掲載を中止して支援金を返金するなどの対応をいたします。
トラブル案件への取り組み
トラブル案件への対応
支援者からリターンの履行に問題が発生している旨の通報を受けた際には、当社にてプロジェクトオーナーへの事実確認を実施、リターン履行や返金等の対応を促し、または刑事民事責任についての警告を行うなど解決に向けてのサポート体制をとっています。
支援者への情報開示
取引DPF法に基づく情報開示のほか、CAMPFIREが相当と認める場合にはプロジェクトオーナーに関する情報について支援者通知の制度を採用しています。
あんしん支援保証制度について
あんしん支援保証制度を2024年8月31日をもって終了します。不測の事態が発生した場合に一定の支援金返金を保証する制度を提供してまいりましたが、保証のための事実確認の長期化や、条件を満たさないため保証を適用できないケースがあるなどの課題がありました。これらの状況を鑑みて、上記のプラットフォームの安全性向上に向けた取り組みを強化することが、みなさまの利益に資するものと判断しました。※8月31日午後12時までに成立したプロジェクトまでが対象となります。
CAMPFIREは、これまでのリスク事案対応を通じて有効性が高い取り組みをアップデートし、引き続き安全対策への対応強化を進めてまいります。これからも、プロジェクトオーナーと支援者における取引環境の更なる安全性の向上を図り、AI活用を含めた様々な施策を検討、実施してまいります。
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